夏至の今日は

広東語の先生、以前一緒に飲茶に行ったクリスティーンさんのプレゼンがあったので、行ってみました。

会場のUBC内、セント・ジョン・カレッジ。

一番左の、勿論広東語がネイティブのクリスティーンさん以外のスピーカーは、皆さん、広東語を勉強し、かなりのレベルにまでなった方々でした。

こちらに至っては、六十歳を超えてからなお数カ国語を身につけたという恐るべき才能とエネルギーの持ち主です。

クリスティーンさん、ドクターの称号が付いていますので、言語学の博士号をとっているんですね。

「テーマ別にアプローチして広東語を教える」というのが、彼女のトピックでした。

外国語を身につけるには、それぞれのモーティベーション、置かれた状況、勉強に割ける時間、と色々の要素が絡み合っていて、一概にどうしろ、と言えないものです。このイヴェントで私が一番面白いと思ったのは、それぞれのスピーカーの話し方の違いでした。内容以前に、ただ単にレポートを読むように自分の時間を使う、あるいは、オーディエンスをなぜだか惹きつける話し方をする、オーディエンスに反対に質問して意識をもっと自分に向けてもらう、等の違いは、「私が教えている時は、あれはまずいな。」「これは参考にしたい」と考えるチャンスを与えてくれました。

そして、細々と続けているスペイン語を、細々とでも続けてなんとか身につけようとまた決心させてくれました。

その後、自分のクラスに向かう前に、ミックス・ベーカリーでほうれん草とリコッタ・チーズのパイを遅いランチに。

ふと壁を見ると、

以前、日本旅行に行く前にちょっと日本語のクラスに来たアーティスト、メアリーさんの作品が。

色々な方々の努力の成果に触れ、エネルギーをもらえた「一年で一番日が長い日」となりました。

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