ダイン・アウト・バンクーバー
今年は一月十八日から二月三日まで催された「ダイン・アウト・バンクーバー」。
二千三年以来、市内二百五十店程が、お手頃な値段でそれぞれオリジナルのコースメニューを提供するフェスティバルです。
この時期に開催する理由は、恐らく、クリスマス、新年、とパーティーや外食で散財した人々に、また、バレンタインデーに張り込んでディナーをしようと思っている人にはそれまでに、レストランに来て食事を楽しんでもらおうということだと思います。
問題は!!!!私の誕生日がいつもこのフェスティバル期間に当たることです。少しオサレなところでちょっとスペシャルな感じで誕生日ディナー!と思っても、どこも混んでいて、スペシャル感ゼロ。数年前から二月に入ってこのフェスティバルが終わってから、というプランに落ち着いています。
こちら、アフリカ料理のレストランです。友人二人は別々の違うビール(象のロゴのはケニアのタスカーというビール)、私はエチオピアのハニー・ワインを。
前菜はパパダスというレンティル豆のクラッカー。チリソースと甘めの果物のチャツネを付けて。
次に登場したのは、インジェラというフラット・ブレッド。
豆のサラダと、ピンクのはカブだか大根だかのような野菜とポテトのサラダ。
アフリカのどの国から来たのか、ウェイトレスさん、「この野菜のサラダは味がついてるから、後でくるシチューと混ぜないで!絶対!混ぜないでね!」と食べ方の指導に熱が入ってました。
友人の(サラダと混ぜるな、混ぜるな危険(笑)チキン・シチューと、もっと、今回は巻き巻きしたインジェラ。
もう一人のラム・シチュー。ウェイトレスさんの言い付けを守って、シチューがサラダに触れないように努力してる様子が見て取れます。
お皿に敷かれたインジェラは、シチューから自然に出てくる水気を染ませて、最後に食べます。それまでは巻き巻きされたインジェラをちぎって、肉を包んで手で食べていきます。
私のはモロッコ料理、ラム・タジン。このレストラン独特のレシピでしょうか。ライスがココナッツ風味で、ちょっと甘い感じでした。
タジン鍋の蓋があったほうがイメージしやすいでしょうか。
ここ数年、どんどん物価が上がっているバンクーバー。
新しいレストランに行って「美味しくて、しかもバカ高くなくてよかった」という経験は少なくなって来ました。
そんな中で、こちらの「カフェ・ダフリックCafe d'Afrique」はなかなかヒットでした。もう一度行こう、と思える貴重なレストランです。
2コメント
2018.02.14 05:30
2018.02.13 21:44