七、七、七。
スロットマシーンの並び数字ではありません。
そして、写真は毒ガスマスクじゃありません。(私は一瞬、ガスマスク?と思いました)
フルマラソンを七本、それも毎回七つの違う大陸で、七日間ぶっ続けで、という想像を絶するプロジェクトの名前です。
こちら、プシュパさんとお読みするのでしょうか、六十歳のお誕生日を控えこのイヴェントに参加。「祖父母はインドからフィジーに奴隷として連れてこられたんです。」は?奴隷?
「姉は中学校の途中で学校を辞めさせられました。水汲みの仕事に駆り出されたからです。」
子供の時は、普通は買えないお菓子を買うために毎日バス代を使わずに貯めて、学校への行き帰りそれぞれ八キロを走ったという彼女、「姉はあちこちで人生の選択を間違ったんです。もう少し教育を受けられていれば、それも違ったと思います。」ある程度までの学校教育を受けられない人は、往々にしてその後の人生の選択を誤りがちだ、ということから、彼女はこのマラソンを通してムンバイの女の子六十人が授業を受けられる様に、移動教室を設立するための資金を集めようとしていらっしゃいます。
一月三十日南極でのマラソンを皮切りに、南アフリカのケープタウン、オーストラリアのパース、ドバイ、ポルトガルのリスボン、コロンビア、二月五日のラストマラソンはマイアミ、と七日間毎日次の地点に移動し、四二、一九五キロを走ります。写真は、南極を走るための防寒装備です。
男性四十名、女性十五名、全員のマラソンタイムの平均は約四時間。
私は一本めのマラソンを完走したとしても、次の国へのフライトと時差にやられて二本目を途中で棄権、って感じかな、と思いましたが、開催地は極端に寒いところか、かなり暑いところ。これは、一本も無理かもしれません。
このインタビューはプシュパさんのポイント・グレーの自宅で行われたそうですが、このポイント・グレーは超高級住宅地。彼女の子供時代から、どれだけの努力をしてポイント・グレーに家を持つまでになったのか、想像だにできません。私のランニングで通るエリアでもあるので、いつか走っている彼女と偶然すれ違うかも。そうしたら、ぜひお話を伺いたいと思います。
4コメント
2018.02.03 05:02
2018.02.01 23:50
2018.02.01 15:44