光陰矢の如し
とはよく言ったもので、デヴィッド・ボウイが亡くなって、もう二年。
一月八日が誕生日の彼、2016年のその日にニュー・アルバムを発表。レコード/CDショップ自体が少なくなっている今、地元ショップで予約をして当日購入。その二日後十日に死亡ニュース。フェイク・ニュースか何かかと思いましたが、冗談ではありませんでした。
去年春、日本帰国時にたまたまギリギリで間に合った「デヴィッド・ボウイ大回顧展」。
ご覧の通り、元々の展示のタイトルは、David Bowie is 。 なかなか意味深です。
2013年三月にイギリス、ロンドンのヴィクトリア&アルバート・ミュージアムで開催されて以来、
カナダ、トロントで2013年九月から十一月、
ブラジル、サンパウロで2014年一月から四月。( is 抜けてる)
ドイツ、ベルリンで2014年五月から八月。(またisが抜けてる)
アメリカ、シカゴで2014年九月から翌15年一月。
フランス、パリで2015年三月から五月。
オーストラリア、メルボルンで七月から十一月。
オランダ、フローニンゲンで十二月から翌2016年三月。この地で開催中、亡くなったことになります。
イタリア、ボローニャで2016年七月から十一月。
その後、東京へ。アジアでは唯一のロケーションであったため、おそらく日本各地からだけではなく、中国、韓国などからも人が来ていたと思われます。
この展示は今年2018年七月までのニューヨーク、ブルックリン・ミュージアムで最後となるそうです。
勿論展示物の写真は撮れませんでしたが、ライフ・オン・マーズのヴィデオで使用したこのライム・グリーンのスーツや、
山本寛斎氏デザインのジギー・スターダストの頃の、
舞台衣装がズラリ、と。
日本だけの展示だったかもしれない「戦場のメリークリスマス」で共演した坂本龍一、北野たけし氏のインタビューも。大島渚監督は亡くなられましたね。ボウイが演じたセリアス、初めはロバート・レッドフォードとニコラス・ケイジにオファーしたのを蹴られたそうです。蹴られてよかった。あれは他の人ではできません。そして、ボウイに音楽を任せなかったのも幸いでした。坂本龍一の音楽は秀逸でしたし、セリアスがロック・スター、ボウイと重なるのをできるだけ避けるためにも。
ボウイ・カフェでケール・サラダを待ちながら、ぼーっと。
会場外、パネルには沢山の書き込みが。
さて、バンクーバーでは三回めとなった「ボウイ・ボウル」が。
ローカルのミュージシャンの演奏、他、いろいろだそうですが、どうでしょうか。
来年ぐらいになれば、流石にショックも収まって、こういう集まりに行って知らない人とワイワイできるようになるかもしれません。できるようになれば、いいな。
4コメント
2018.01.10 15:13
2018.01.10 15:06
2018.01.10 12:54