七十四歳か、、、
誰しも十代のころは十五歳が十六歳、十七歳が十八歳になるのがそれはそれは大きな節目で、一歳でも言い間違えれば大変!、ですが、ある程度の歳になると、家族の歳も自分の歳さえも曖昧になってくるものです。
ジェームズさんは二十年以上の長い付き合い、誕生日は一月五日、一月十日が誕生日の母と同じ歳になる、というパターンなので、忘れずにすんでいます。
「お誕生日だね。おめでと〜!何が食べたい?」「ウェイトレスが可愛いところがいい」(質問と答えが噛み合わない)
残念な天気の中、ダウンタウンの「カクタス・クラブ」へ。
最近なぜかハマっているフィッシュ・タコス。レストランに行く機会があって、これがメニューにあれば必ず食べています。
ジェームズさんは元々あまり食べないほう。どちらかというとマティーニとワインが楽しみなタイプ。今日はドライ・リブとフラット・ブレッドをオーダーしていましたが、勿論全部食べられず、ドギーバッグに。
ウエイトレスさんが(確かに可愛かった)サービスで誕生日のミニ・ケーキを。
「写真撮ろうか。笑って〜」というと、変な顔。こ〜の〜!
スペイン語が少しわかる彼。「そうそう、最近私、スペイン語始めたんだ。」「そう、やるね。」「うん。ジョ、アブロ、エスパニョール、アン、ポコ」「違うよ、アンじゃなくて、ウン。ウン、ポコ、だよ。」「あらぁ、フランス語のアクセントが混じっちゃったわ。失礼!オホホホ〜」「何気取ってんだか、、、(ため息)」ってな会話がポンポンできる、気のおけない友人です。こういうところが英語のいいところ。日本人の七十四歳の方と日本語ではやっぱりこんな感じでは話せないか、と。
空手の黒帯有段者、カナダの空手の世界で若い時からそれは色々あったのを、ポロポロ聞くことも。元々アメリカ人で、アフリカン・アメリカンというだけで、子供の頃に警官にひどい目に合わされた、という話もチラホラ。色々理不尽なこともあった人生、それを「けっ」と軽く流せて、もしくは笑って済ませられる、大変つお〜い人です。
4コメント
2018.01.07 15:53
2018.01.07 15:19
2018.01.07 15:13