ラーメン
バンクーバーではラーメン屋さんが人気です。
家から1分もかからないところにある「陣屋」。
ジムで知り合った大変上品なジャネットおばあさんに誘われ、初めて行ってみました。
箸は使わないジャネットさん、フォークとレンゲで器用に細麺を操っていましたが、色のついた味玉をつつきながら「これは何かしら、この玉子みたいなもの」と。「玉子です」
「じゃあ、これは?」「あ、それは海藻の一種、ワカメです」「そう、ほうれん草かと思ったわ。あ、そうそう、以前、中国人の友達に中華料理のバイキングに連れて行ってもらって、色々食べたのの中に、、クラゲがあって、もう、悲鳴あげちゃったわ〜。ね、クラゲ、すごいわよね〜」「、、、。ええと、日本でも中華の前菜でクラゲ食べます、、、。それより、日本料理では、活きたタコの足をぶった切って、吸盤が口の中に吸い付くぐらいの新鮮なのを楽しんだり、活き造りって言って、魚の頭、背骨、尻尾が繋がって動いてる上に、その肉を刺身として載せたり、あ、エビも生きたのを頭とって殻向いて、、。」目が点になっているジャネットさんに勇気付けられ、「あ、リッチモンド(バンクーバーの隣町、中華料理店多し)では、ナマコと白鳥の足が一緒に煮込まれた料理も食べましたし。あ、蛇のスープも」
何か自分もショッキングな話題をと、頭の中で考えていたジャネットさん。「あ、4歳ぐらいの時だったかしら、。父が活きたロブスターを買ってきて、キッチンの床に放してしばらく這いまわらせた後で、煮えたぎる熱湯に放り込んじゃったのよ〜。もう、ロブスター、それ以来60年ぐらい食べられなかったわ〜」うん、確かに、小さい子供には大変なトラウマになったことでしょう。
以前日本料理を食べたのは、モントリオールで50年以上前。ラーメンも今までご存知なかったジャネットさんは、まだ車も運転なさって、ジムにも週三回通っている96歳のとてもチャーミングな女性です。
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2016.12.05 19:20
2016.12.05 16:32
2016.12.03 15:06