秘訣は?
先日のクラスで古き良き日本の典型的な朝食(焼き魚、味噌汁、卵焼き、サラダ、漬物、ご飯等)について話したら、「朝からそんなに食べていて、どうして日本人は太らないんですか」と質問されました。
朝の和定食を「そんなに」と言われる程の量があると思ったことがなかったのですが、それだけしっかり食べていても太らないのは、やはり食材、調理の仕方の違いもあるでしょう。
こちら、ホワイト・スポットで昨日食べたブレックファスト。
日本だったら、卵一つ、ソーセージ一本、潰して炒め焼きしたジャガイモも一個、トーストも一枚、という量だと思います。やはり全体的な量も和定食に比べるとほぼ「二倍」でしょう。
しかも全然野菜っ気がないのが問題です。
「まあ、あまり油も使わないし、パンがないからバターもジャムも塗らないし。そーゆー違いが毎朝毎朝、で積もり積もると北アメリカでは太りやすくなるのかなぁ」
「じゃ、せんせ〜も、カナダに来て太りましたか?」
はい、太りました!やっぱり目の前にあると、食べちゃうんです。それで「これはまずい」とランニングも始めましたし、上記のような朝ご飯は、大抵パンには手を出さないで持ち帰って翌朝の朝ごはんにする、というように、一食を二食に分けるようにして来ました。
日本ではレストランで食べきれなかった分を「ドギー・バッグ」として持ち帰る習慣はまだ定着していないのでしょうか?北アメリカではそれができるので、「食べ物は残したくないから無理してでも全部食べる!」ということだけはしなくてもいいので、有難い事です。
北アメリカで太らない為の秘訣は「野菜は自分で工夫して取り、外食時の一食分を二食以上に分ける」の一言に尽きます!
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