ジェームズ、その後。

「久しぶりだねぇ、ジェームズ。最近どおお？」

「いや、膀胱癌でさ。」「は？」「今度その腫瘍を取り除いて、組織検査。」

その手術から一週間後、彼の家の方、バンクーバーからバーナビーを通り、さらに東のコクイトラムのジョウイー・レストランにてランチ。

前菜のカラマリをシェア。私がこの写真を撮る前に、すでにアスパラを一本ジェームスに持ってかれました！

私はグリルド・サーモン丼。最近の健康志向で、さすが、玄米のチョイスも。

ジェームスはなんだか色々のっているサラダをオーダー。

マーティーニを二杯、その後グラスワインを二杯飲んだジェームズ。

デザートもシェアして食べられる食欲があったようですが、

「組織検査の結果は二十四日までわからないし、まあ、何かできるわけでもないし。」と、多分心配で心配で仕方ないんでしょうが、気丈な彼です。

「今日は『元気になれよ』ランチで、私がご馳走するから」というのを遮って、「いいから、いいから、」とご馳走してくれました。「じゃ、次回おごってよ。もっと高い所行こ〜」「嫌だよ」

癌にもいろいろあるので、転移していず、進行の遅いタイプであることを祈っています。