最低賃金

ティム・ホートンズのセーター柄のコーヒーカップも春が近づいてそろそろ終わりかな、と先日思っていたら、

降りました、雪。夜のうちに積もっていました。

日中は天気が良かったので、ホッとしました。去年のようにクラスをリスケジュールして、というのは避けたいです。

クラスルームから。

午後、ウエスト・バンクーバーを眺め。

さて、冒頭のティム・ホートンズですが、以前ご紹介したカナダ各地に広がるドーナツチェーン店です。

不景気な折、最低賃金(時給)を少しでも引き上げて次の選挙で勝利しよう、という各州政府の思惑で、ちょびっと上がった突端、特にオンタリオ州のティム・ホートンズで人員削減、および福利厚生の取りやめなど、なんとか経営収支バランスを取ろうという動きがあったようで、早速槍玉に上がりました。オンタリオ州は首都オタワもあるせいか、最低賃金がカナダ内で最高の一時間十四ドル。バンクーバーのあるブリティッシュ・コロンビア州は11.35ドルです。

移民の中には、多少給料が安くても仕事が欲しい、と思う人も少なくなく、そして雇う側は安く使える人がいるなら正規の最低賃金を払わなくてはいけないカナダ人よりそっちを選ぶ、という悪循環もなくなりません。

フル・サービスのレストランでは「チップがあるから、時給は安く抑えとくよ」という態度が未だにある、とも耳にします。

チキン・サンドイッチ、美味しくいただきましたが、こんなことを考えていたランチタイムと相成りました。

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