猛禽類の
保護施設。
多分知る人ぞ知る、なんでしょうけど、知らな人はぜ〜んぜん知らない、バンクーバーからリッチモンドを通り抜け、さらに南下したラドナーの、小さい「バウンダリー・エアポート」という空港の近くの一角に。
猫好き、犬好き、それぞれのタイプがありますが、鳥好き、しかも猛禽類好き、というのははまた独特な方々でした。
ボランティアの男の人が施設内、及び、保護されている鳥の案内をしてくれました。
まず、オフィス常駐、メンフクロウのヘレンちゃん。
屋外のケージの中には、主に羽を傷つけ飛ぶことができず、外で生きていくのは無理な白頭鷲や、
必要以上に人慣れさせていないため、こちらを警戒し威嚇しているフクロウたち。
大抵は電車やトラックとの衝突、発電所のケーブルに接触して感電、などでひどい怪我をして保護された鳥たちです。
羽を痛めた雪フクロウ。
中には、全快して一回外に放したのに「やっぱりここで暮らします〜。外で自分で餌見つけるの、ちょっと難しかったし〜」と戻って来たというハゲタカさんも。
お土産ショップの奥には、剥製を使っての小さい展示が。
夏は子供達の遠足で賑わっていたそうですが、見学人数が少ないと、タカや鷲の尾羽を見せてもらえたり触らせてもらえたりします。
この辺りにも「鷹匠」がいて、それが生活の糧ではないと思いますが、年老いて、今まで通りの働きができなくなった鷹がいた場合、安楽死させるより、こちらで引き取ってほしいというリクエストがあり、何頭か世話しているということでした。
入場料無し、寄付だけで運営している、というので、ちょっと寄付はずみました。
私たちが施設を出るとき、タオルでカバーされたキャリーに入った鳥が運ばれて来ました。怪我をしたのでしょうか、治療を受けて元気になってほしいものです。
2コメント
2017.09.18 14:37
2017.09.18 07:51