すごいぞ
こちら、やすよさん。
彼女の家に走って遊びに行った時に「どのぐらいかかりましたか?」と聞かれ、いつもヘッドフォンで音楽を聴きながら走る私が「3曲聴けたから、十五分ってところかな」と答え、「すごいですねぇ」という会話があったのがほんの数年前。そんなこんながきっかけで走り始めた彼女、今ではウルトラ・ランナーです。
ウィスラーでのトレイル・ラン。景色は素晴らしいですが、酸素は薄いし、上り下りが多く、辛いコースです。見事に体を絞ってますね。
地元バンクーバー・マラソンの一番の辛いところ、カモウソン通り、登りが続きます。
わたしもランニングの時、この坂を登るコースを走っていますが、これは、キツイ。
スタンレーパークを周る最後の十キロ。シーウォールは確かに景色はいいですが、あんまり景色を楽しむって状態でもなかったのを覚えています。
今年のこのマラソンで目標だった3時間半を切って、それは嬉しそうなやすよさん。
「よーこさん、これで心置き無くトレイルとウルトラのトレーニングに専念できます。次は九月末のペンティクトン100キロです」と。うへえ。想像だにできません。
ファイナンシャル・プランナーとしての仕事を頑張っている彼女。ここまで自分を律して管理できる人であれば、クライアントも安心してプランニングを頼めることでしょう。
お見事、あっぱれです、やすよさん。
あっぱれと言えば、エドモントンのこのマルコムさん、多発性骨髄腫の診断が下されたあと、同じ病気で生きる希望をなくしている人たちを励ますため、またこの病気についてもっと皆に知ってもらおうと、七月に毎日、鉄人レースの半分のサイズをコンプリートする計画を立てました。二キロ泳ぎ、九十キロ自転車をこぎ、ハーフマラソンの二十一キロを走る。これを毎日。
抗がん剤治療も並行して、しかも夏の暑さと湿度に耐えながら、今日最後の一日を終えたのでしょうか。
他の人をインスパイアできるこのような人々の話を聞くと、私ももう少し頑張ろう、と思えます。
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2017.08.05 14:19
2017.08.05 06:18