人生いろいろ
しばらくお会いしていなかった元同僚/友人と久しぶりにランチ。
赤いピザ(トマトソース)と白いピザ(オリーブオイルと白いチーズのさっぱり系)のメニューから一枚ずつ。
私より十五歳ほど年上でしょうか、ご主人がポーランド人で、このランチの日時をセットアップしている時にちらっと「主人がポーランドに帰りたがっている」とおっしゃっていたので、「あ、ご主人がポーランドにお帰りになる件は、どうなりましたか?」と聞くと、「それがねえ、そっち方向で話が進んでるの。」「あ、じゃあ、ご一緒に?」「ううん。私は行かない。」
(えっ?)「じゃあ、カナダに残られるんですか?」「ううん。一人でここは嫌だから、東京に帰るかな。」
(えっ?)「それは、最終決定ですか?」「ううん。そうかなぁ。で、この後どうなるかわからないからと思って、ランチをちょっと急いで一緒にと思ったのよ。」
私が20年前にバンクーバーに来るその数年前にはすでにご主人とモントリオールにいらしていた彼女。バンクーバーに引っ越し、家も購入して落ち着かれて、多分ここで一生を、とお二人とも思っていたんだと思います。ポーランドも共産主義国でなくなり、歳とともにやっぱり母国語で何のストレスもなく話したい、バンクーバーには居場所がない、と思うようになったというご主人。そんなご主人をここに引き止めて不幸にするよりは、別れてでもポーランドに行ったらいい、という彼女。
一、二時間のランチ、と思っていたのが、その後コーヒーショップに移り、ほとんど半日話し込みました。
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2017.07.13 18:47
2017.07.12 13:26
2017.07.12 04:55