ちょっといい話
日本はもう大晦日ですね。
バンクーバーはまだ30日で踏ん張っています(笑)。
今年最後のアップは、最近あったいい話をお届けしたいと思います。
はじめは、カナダはアルバータ州の60歳ベテラン・マラソンランナー、マーティン・パーネルさんの記事です。 250回フルマラソンを完走しているマーティンさんが今回参加したマラソンはアフガニスタンの首都カブールから140キロほど離れた町で行われました。
これほどのランナーになれば、いつでも「パーソナル・ベスト」のタイムを狙うものですが、彼の目的は、アフガニスタンの25歳の女性ランナーが完走するのをサポートすることでした。なぜか? アフガニスタンでは、女性が男性と同じスポーツで競い合うことなど言語道断で、ラン練習中の女性が石を投げられたり、ひどい場合は撃ち殺されたりもしかねないので、このマラソン大会も実はほとんど秘密裏に催されたほどでした。
もちろん十分な練習ができなかった彼女、制限時間の7時間ギリギリでのゴールでしたが、あらゆる痛みと戦いながら、マーティンさんの伴走のおかげで目標達成することができました。
次は、カナダの東側大西洋に面するニュー・ブランズウィック州で、川を渡っている途中、氷に囲まれて動きが取れなくなっていたムースを消防士さんが助けたニュースです。ウエットスーツに身を包み、大型ハンマーや斧で氷を割っての救出劇でした。
最後は、失踪後二年目に飼い主さんのところに戻れた猫さんの記事です。バンクーバーから600キロメートルほど北の自宅からいなくなったファーファッラちゃん。今週バンクーバー郊外サーレーのSPCAに保護されました。マイクロチップをしてはいましたが、それがスイス製だったため(飼い主さんはもともとスイスの方)発見が遅れたようです。
大変嬉しいニュースですが、なーんとなく、このファーファッラちゃん、自分で家を出て、居心地のいい家をあちこち転々としていたような気がするのは、私だけでしょうか?
こういう話って、「猫あるある」だよね、で、お後がよろしいようで。
みなさま、よいお年をお迎えください!
9コメント
2017.01.02 14:39
2017.01.02 07:24
2016.12.31 14:13